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NovaStarコントローラーの基本設定:入力クロップ・スケーリングの仕組み

  • 執筆者の写真: kashiwagi4
    kashiwagi4
  • 7月1日
  • 読了時間: 3分
NovaStarコントローラーによるLED映像制御の様子

LEDビジョンの映像制御に広く使われている「NovaStar(ノバスター)」コントローラー。設定画面を見て「入力クロップ」「スケーリング」といった項目に戸惑った経験のある施設担当者の方も多いのではないでしょうか。仕組みを理解しておくと、トラブル時の原因切り分けがぐっと楽になります。

NovaStarとは

LEDディスプレイ向けの映像送受信システムの世界的大手メーカーです。PCやメディアプレーヤーからの映像信号を受け取り、LEDパネルが表示できる信号に変換して送り出す「頭脳」の役割を担います。多くのLEDビジョン案件で採用されている、業界標準的な機器です。

入力クロップ(Input Crop)とは

入力される映像ソースの中から、実際に表示に使う範囲(領域)を切り出す機能です。

たとえば、フルHD(1920×1080)の映像素材のうち、実際のLEDビジョンの解像度がそれより小さい場合、映像のどの部分を表示するかを指定する必要があります。この切り出し設定を誤ると、映像の一部が見切れる、意図しない位置がトリミングされる、複数台のディスプレイで映像がズレるといった症状が出ます。

特に複数のLEDパネルを組み合わせた大型ビジョンでは、各出力ポートごとに正しい範囲を割り当てる必要があり、設定ミスが起きやすいポイントです。

スケーリング(Scaling)とは

映像ソースの解像度と、LEDパネル側の実際の解像度が異なる場合に、映像を拡大・縮小して合わせる機能です。

LEDビジョンの解像度は「ピクセルピッチ×パネル枚数」で決まるため、一般的な映像コンテンツの解像度(1920×1080など)とぴったり一致することはほとんどありません。スケーリングの設定次第で、アスペクト比が崩れて人物や文字が縦横に伸びる、映像の一部だけが拡大されて粗く見える、意図しない黒帯(レターボックス)が入るといった見た目の違和感につながります。

設定でよくあるつまずきポイント

  • 複数出力ポートを使う大型構成で、クロップ範囲の継ぎ目がずれる

  • アスペクト比を「維持する設定」と「引き伸ばす設定」を混同する

  • 入力解像度を変更した際にクロップ・スケーリング設定を更新し忘れる

これらは一見小さなミスですが、映像の見え方に直結するため、設置後の初期設定・運用フェーズでの映像ソース変更時には特に注意が必要です。

まとめ

入力クロップとスケーリングは、「映像のどこを」「どのサイズで」表示するかを決める根幹の設定です。仕組みを理解しておくことで、映像が乱れた際に「クロップの問題か」「スケーリングの問題か」「そもそもケーブルの問題か」の切り分けがしやすくなります。

XIVでは設置時の初期設定から、運用開始後の映像ソース変更時のサポートまで対応しています。

気になる症状や設定でお困りの際は、お問い合わせページよりお気軽にご相談ください。

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