
LED表示に縦線・ドット抜けが出たときのチェックリスト
更新日:8月18日

「画面に一本だけ線が入っている」「一部のドットだけ点灯しない」——LEDビジョンの運用中にこうした症状に気づいたら、まず落ち着いて症状を切り分けることが大切です。慌てて分解や配線をいじると、被害が広がることもあります。
症状の分類
縦線・横線(ライン抜け)
特定の行・列がまとめて点灯しない、または常時点灯したままになる症状。多くの場合、その行・列を制御している信号経路(IC・配線)のどこかに問題があります。
ドット抜け(ピクセル不良)
特定の点(1つまたは少数のLEDチップ)だけが点灯しない、または常時点灯している状態。素子単体の故障であることが多く、周囲への影響は比較的限定的です。
ちらつき・明滅
画面の一部または全体が不規則に点滅する症状。電源の接触不良や信号ノイズが疑われます。
原因切り分けチェックリスト
以下を上から順に確認すると、原因の見当がつけやすくなります。
症状は常に同じ場所か、それとも移動・変化するか(常に同じ場所→ハードウェアの問題/移動・変化する→信号系統やソフトウェア設定の問題の可能性)
電源を入れ直すと直るか(直る→一時的な信号エラーやノイズの可能性/直らない→配線・素子など物理的な問題の可能性)
症状が出ているのは1枚のパネルか、複数パネルにまたがるか(1枚のみ→そのパネル固有の故障/複数パネル、特に同じ列・行→信号経路の問題)
最近、配線の抜き差しや設定変更を行ったか(直前に作業をしていた場合はケーブル接続や設定ミスの可能性)
気温や湿度の変化(結露など)と関係しているか(特定の時間帯・季節にのみ出る場合は環境要因の可能性)
安全にできる範囲の自己点検
電源の入れ直し(再起動)
目視できる範囲でのケーブル接続確認(無理な引っ張りは厳禁)
コントローラー側の設定画面でエラー表示がないかの確認
専門家に任せるべき作業
高所でのパネル取り外し・交換作業
電源系統・配線内部の点検
信号経路(送受信カード)の交換
キャリブレーションを伴う補正作業
特に大型ビジョンや屋外設置の高所作業は、感電・落下などのリスクを伴います。無理をせず専門業者に相談してください。
なお、XIVが得意とするCOB(Chip on Board)製品は、樹脂で一体成形された構造上、1ピクセルの不具合が周囲のライン不良に広がりにくい設計です。
気になる症状や設定でお困りの際は、お問い合わせページよりお気軽にご相談ください。



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