top of page

LEDキャリブレーションとは?必要な機材と実施タイミングの目安

  • 執筆者の写真: kashiwagi4
    kashiwagi4
  • 7月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月8日

LEDビジョンのキャリブレーション作業の様子

「キャリブレーション」という言葉はLEDビジョン業界で頻繁に使われますが、具体的に何をしているのか意外と知られていません。導入検討中の方、すでに導入済みで色ムラが気になり始めた方に向けて、キャリブレーションの基本を解説します。

動画で見る:COBスクリーンのキャリブレーション作業

実際のキャリブレーション作業の様子を動画でご覧いただけます。専用カメラでLEDパネルを測定し、色・輝度を補正していく流れが分かります。

キャリブレーションとは何か

LEDパネルを構成する無数のLEDチップ1つ1つの発光特性(色・明るさ)を測定し、画面全体で均一に見えるようソフトウェア上で補正する作業です。専用のカメラ・センサーを使って画面を撮影・測定し、モジュールごとのズレをデータとして補正します。

人の目には同じ「白」に見えても、LEDチップ単位で見ると発光特性には必ず個体差があります。この差をそのままにすると、色ムラ・輝度ムラとして現れます。

なぜ必要なのか

  • 製造時の個体差を均す:同ロット・同型番でもチップ単位のばらつきは避けられません

  • モジュール交換後のズレを合わせる:一部パネルを交換すると、新旧で発光特性が微妙に異なります

  • 経年劣化を補正する:LEDは使用時間とともに輝度が落ちますが、劣化スピードは箇所ごとに異なります

必要な機材(一般的な例)

  • 高精度カラーカメラ/輝度センサー:画面の発光を正確に測定する機材

  • キャリブレーション制御システム:測定データをもとに補正値を算出し、LED制御システムに反映するソフトウェア

  • 移動・固定用の測定治具:大型ビジョンでは画面全体を漏れなく測定するための設置環境

こうした機材は高額かつ専門知識を要するため、一般的には施設側で保有するのではなく、メーカー・専門業者が保有・運用します。

実施タイミングの目安

  • 新規導入時(出荷前):製造時の個体差を補正するため。メーカー工場出荷時に実施するのが一般的

  • モジュール・パネル交換後:新旧パネルの発光特性を合わせるため

  • 導入から半年〜1年ごと:経年劣化のズレを補正するため(使用環境により変動)

  • 色ムラ・輝度ムラが目立ち始めたとき:症状が悪化する前の早期対応として

屋外設置や稼働時間が長い施設ほど劣化・環境変化が早いため、点検頻度を上げることをおすすめします。

自己対応のリスク

キャリブレーションは専用機材と補正ノウハウが必要な専門作業です。知識のないまま設定値をいじると、かえって色ムラが悪化したり、意図しない発色になるリスクがあります。

XIVでは深圳自社工場での出荷前キャリブレーションに加え、導入後の定期点検・再キャリブレーションにも対応しています。「そろそろ色味が気になってきた」という段階でのご相談も歓迎です。

気になる症状や設定でお困りの際は、お問い合わせページよりお気軽にご相談ください。

最新記事

すべて表示

コメント


bottom of page